どうも、専業投資家FXです。
今日はトレードで勝つための”トレンドの終わり”について話していきます。
トレンドの終わり
チャートは「トレンド」と「レンジ」で構成されていますが、
”トレンドの終わり”って簡単に分かりそうなイメージがあり、
まあ実際他のどんな勉強よりも簡単で明確なんですが、
曖昧にしていては一生稼げません。
そこで今回は、
「トレンドの終わりってそもそもどこから?」
というテーマでお話します。
トレンドが終わる条件
トレンドの終了が成り立つ唯一の条件は、
「最高値の押し目をブレイクしたとき」
または、
「最安値の押し目をブレイクしたとき」
だけです。
最高値(安値)の押し目をブレイクしていなかったとしたら、
それはまだトレンド継続です。
最安値の押し目ってどこ?
「じゃあ、”最安値の押し目”ってどこなの?」
というとこを明確に理解していきましょう。
このチャートをみてください。
このチャートの最安値はもちろんここです。
最安値は見ればすぐに分かりますね。
で、トレンド転換を見るときはこの”最安値の押し目”がポイントになるわけです。
最安値の押し目とはここのことです。
最安値の押し目とは、
最安値を作った波の高値です。
ここを明確にしておいていください。
このへんが曖昧だと、
「なんとなくトレンド上昇になってきたかな。」
「そろそろ上昇傾向にあるなあ。でもまだ下降の可能性も・・・・?」
という感じで、相場判断も曖昧になります。
だから、
・最安値の押し目を超える前までは、下降トレンド。
・最安値の押し目を超えた後は、上昇トレンド。
という明確なトレンド判断をしてください。
こんな感じ↓
明確に最安値の押し目を超えた後は、
下降トレンドの終わりと同時に「上昇トレンドが始まるのか?」とみんなが考えます。
だから、下降トレンドの時に流れに乗って売りポジションを持っていた人は
「下降トレンド終わりなんだ!」と思って一斉に決済するし、
ポジションを持っていない人たちは、
「トレンド転換だ。買いチャンスだな。」
と思って買いでエントリーしてきます。
なので、相場は上がりやすいのです。
こういう場面は何回も遭遇しますが、
4時間足とか日足とかの大きな時間足での転換ポイントは大きく動くことが多いです。
僕は大きな時間足のポイントをみて、短期でエントリーします。
いままでトレンド転換のポイントが曖昧だった人は
これを意識するだけで勝てるようになっていきます。
相場には何回も同じような場面が繰り返されており、
それは人間の脳みそが変化しない限りまた繰り返されていきます。
人間の脳みそは100年や200年じゃ変わりませんから、
これからもずっと同じチャートパターンは現れ続けるということです。
そもそもテクニカル分析が有効なのは、人間の脳みそが変化しないからです。
じゃあ僕らがしなければならない事は、
「複数時間足のポイントを組み合わせること」です。
これはざっくり言えば、
いろんな時間足でトレンド転換の瞬間を探すこと、
短期足のトレードでも長期足のラインを意識すること、
です。
5分足でトレードするときも、
4時間足のラインを意識することは当然大切だし、
普通のラインでも大切ですが、
「トレンドの終わりを告げるライン」の場合はさらに大事です。
普通のラインブレイクとは違うのです。
感覚的にはこんな感じ↓
トレンドの終わりを告げる水平線>>1日の安値高値ライン>>何回も反発してるライン>>>普通の水平線
これくらい大切なので、
チャートを開いてまず「各時間足でのトレンド確認」と、
「トレンド転換ポイントの確認」を確認するべきです。
というわけで、今回の記事を読めばトレンド把握はできるようになるので、
チャートが大きく動くポイントを事前に察知できるようになってきます。
”曖昧”を無くしていけば、
トレードは絶対に楽しくなると思います。
今週の相場
金曜日のユーロ円、ユーロドルでも同じような場面があって、
二つのLINEグループでチャットしてたときに、
トレンド転換について話すべきだと思ったので、今回話題にしてみました。
先ほど書いた”トレンド転換”を踏まえて、
僕が今回トレードしたところを一緒に見ていきましょう。
ユーロ円から解説していきます。
ユーロ円4時間足
まずは4時間足。
ここが買いエントリーした場面です。
最安値の押し目をブレイクしたのがわかります。
ユーロ円1時間足
まだ、1時間足でみるとこんなことが見えてきます。
トレンド転換のラインをブレイクする前に、全戻し(行って来い)の形がありますね。
一気に上がって、元の位置まで下がってきたとこ。
こんな感じの全戻しがあった後は、みんながポジションを持っていないと考えていいので、
相場はチャートポイントで素直に動きやすくなります。
さらに、水平線にプラスしてこの場面はすぐ下に129.00円の節目ラインブレイクがありましたので、買いエントリーしやすかったですね。
ユーロ円5分足
エントリータイミングは5分足で見ていました。
トレンドラインに反って綺麗にラインブレイクで、
短期で見ても買いたい場面でした。
ユーロ円の決済ポイント
決済はフィボナッチを目安に使いました。
今回はあまり長くポジションを持つ予定ではなかったので、
フィボナッチの38.2のラインを目安に決済しようと決めました。
結局上昇してきて、ここで決済です。
ユーロドル
ユーロ円を決済した後、
遅れてユーロドルでも同じような場面がやってきましたので、
買い。
決済は上ひげトンカチのローソク足が出た次の足。
こんな感じでした。
読者からのメール紹介と返信
金曜日の事でこんなメールをいただきました。
(名前は伏せてます。)
専業投資家FX 様
こんばんは。Iです。昨晩はLINE招待ありがとうございました。そしてユーロドルのお知らせも良かったです!
あの時ポンド円を見ていて、トレンドが始まってポジションを取ろうとしていたので、え!!
ユーロドルもか~と一瞬焦りました!木曜日もポンド円でトレンドに乗れて200pips 以上とれたし、昨晩もユーロドル、
ポンド円で合わせて300pips を越えました。もちろんデモ口座ですが。 勝てる感覚が少しだけわかってきた気がします。
やっぱりゴルスパは凄いです!ただ、昨晩のようなトレンドが続いた場合、
皆さんどこで決済しているのでしょうか? それともスキャルピングで細かくエントリーと決済を繰返している
のでしょうか? エントリーの感覚はだんだん理解できるようになってきましたけど
、エグジットのタイミングがまだ良く掴めず、 おろおろしています。 〜〜〜中略〜〜〜〜〜〜
専業さんに言われて、デスクトップとノートパソコン、
ポケットWi-Fiを買いました。
Windows8.1はまだ慣れなくて、四苦八苦しています。企画に参加したし、たくさん投資したので、
早くしっかり回収できるようになりたいです。 これからどうぞよろしくお願い致します。
というメールをいただきました。
Iさんありがとうございます。
二日で500ピプスはデモとはいえ素晴らしい結果ですね。
その調子で頑張っていきましょう。その感覚を継続すれば大丈夫です。
それともうひとつ、投資意識が当たり前にあるのと、
さらに、行動が早いのが素晴らしいですね。
すぐに環境を整えて、すぐにアウトプットして、結果報告までもしていただいて。
で、質問の決済タイミングですが、
トレンドラインを引いてブレイクするまで持っとく、というのがトレンドの時の基本です。
ただその相場の環境によってまちまちなので、
近くに有効な水平線があったりしたら早めに決済するとか、
今回の僕みたいにローソク足で決済したり、
単純にローソク足の陰線が出たら決済、という感じにしたり、
フィボナッチの38.2や50.0を参考にしたり、
ボリジャーバンドの2σタッチを決済につかったり、
本当に状況によって様々ですが、
基本はトレンドラインを引くことからスタートでしょう。
また、トレンドが続く限りついていくのも一つの技です。
(ピラミッティングと言う手法です)
初心者で決済に苦手意識があるのであれば、
「エントリーするときにすでに決済場所を決めておく。」ことをおすすめします。
出口戦略まで考えてからエントリーするようになるので、
トレードの正確性が上昇していくでしょう。
慣れてきたら相場ごとにいろいろ試してみてください。
トレード報告
その後は朝まで移動平均線乖離率とラインでトレードして、
ユーロ円でちょこちょこ取ってました。
ps
最後にちょっと株ネタを。
前回の記事でも書きましたが、
日経平均が強くていい感じ。
18000円超えから日経225を買い増し続けているので、
かなり美味しいです。
20000円までは買い足ししながら安心して見れるかなと思っています。
と、いうわけで今回は以上です。
ではでは!
日経平均10年分チャート
解りやすくてなるほどって勉強になりました。
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