どうも、専業投資家fxです。
いま沖縄に来ていて、
ホテル近くにあるつけ麺屋さんにやって来ました。
すると、
中国人観光客がもの凄い勢いで入ってきて、
横の席とか背後とかにワ〜っと入って来ました。
「うわ、いやだなー。」
楽しみにしてたお店だけに、
こんな状態で食べるのかと感じるくらいに空間が支配されてました。
だってカウンター6席しかないお店の中に、
僕を含めて4人のお客さんと、大声の中国人観光客が7人。
もうパンパン。
空いてる席はもちろん、
そのへんの台とかに座ってるし、超賑やかでした。笑
そして時間帯も早いのか若い定員さんが一人。
「店員さん、この人数を回せるんだろうか」
と、余計なことを考えつつ、つけ麺を待っていると、
カウンターのテーブルに買い物袋置いたり、
僕を挟んでお金のやり取りしてたり、、
「この人たちにはパーソナルスペースという概念がないのか」
と、文化の違いってすごいなと感じてました。
目の前にいてもいないようなもん。
このつけ麺屋さん以外でも、
国際通りのスタバでコーヒーを飲んでて、
テラスの4人席に座ってたときに、
ちょっとトレイにいって席を外したら、
普通に3人の中国人観光客が座ってたことがありました。
「え、コーヒーも荷物も置いてるのに」
と思いながら、その席にまた戻るのもおかしいので、
その席は譲りました。
人間の精神レベルの発展は経済発展の後にやってくるので、
やっぱりどの時代でも順番は同じなんだな、と感じます。
経済的な豊かさ → 精神的な豊かさ
順番にレベルアップしていかないといけないんだから仕方がない。
そう考えると、
「いつの時代だって若い人の感性が最も正しい」
と感じます。
歴史上、最も欲求を満たした環境というのは”今”だから。
経済は発展し続けてるので当然ですね。
なので、
それを踏まえて、次ステージの成長をスタートしていけるのは、
子供だけです。
スマホであるとか電子決済、仮想通貨など、
いろんな新しいサービスが出て来ますが、
今の高校生が大人になったときには、
「仮想通貨ネイティブ」なんて言葉も生まれるかもしれない。
そういう世代が大人になったときに、
「何を欲するのか?」
はその世代の感性がないとわかりません。
若い人はもともとステージが高いんですよ。
(数字ではなく、心の年齢が大事)
例えば今のお金持ちっていうのは、
「お金を消費しない」
とよく言われます。
いくら稼いでも、
高い車を買わないし、高い家に住まないし、キャバクラで豪遊したりしない、、、
そんなお金持ちが増えてるとよく言われます。
これも、
「モテたい」とか「すごいと思われたい」
という自己顕示欲ステージを卒業している世代だからだと思います。
よく、
「成金は下品にお金を使って、本当のお金持ちはそんなことにお金は使わない〜」
みたいな論がありますよね。
これも精神レベルでお金を使う場所が変わるってだけの話です。
ものが満たされた後は、精神的な満足を求め、
それも満たされたときは、もっと高次元な欲を求め始めます。
今の若いお金持ちも自分のための贅沢はしないけど、
他人の面白そうな企画とか、面白そうな人間には投資するんですよ。
クラウドファンディングとかポルカのような投げ銭アプリの誕生も象徴的。
自分が資本主義で集めたお金を、
またその循環の中に返してよりよくしていく、
という感覚ですね。
身近な例をあげると学生のバイトとかでもこういう順番ってあります。
働き方のマインドが最初は、
「給料もらえればなんでも〜」
というお金と時間の”交換ステージ”から、
「給料とか関係なく(いやあるんだけど)、それよりも、より神対応できる店員になりたい!」
という欲求がメインで働き出す瞬間ってあると思います。
成長ステージですね。
その後に、
「この自分の能力をどこに持っていけば、社会全体に一番いいのか?」
という循環ステージになっていきます。
このように、働き方という視点から見た心にも順番がある。
ちなみにつけ麺屋さんに来た中国人観光客は、
7人で頼んだラーメンは二つ。
これは違うお店のオーナーに聞いたんですけど、
最近の中国人観光客は色々とインスタグラムに載せるために、
大人数でお店に来て一つだけ頼んでみんなで写真を撮る、
という人たちもいるらしいです。
「あれ、ほんと困るよね〜」
と話してましたが、
そういう発想できるのが面白いなと。
なるべく異文化な人をアドバイザーとかにしたら違う角度から答えが返って来そうで、
面白そう。
まあこんなことを、
右と左と背後に大声の中国人、
つけ麺の隣にはドンキホーテのビニール袋、
という過酷な状態で(?)つけ麺を食べながら考えてました。
でも実は、今回の
つけ麺屋さんでの出来事は僕にとっては大きくプラスだったなと感じてます。
今まで僕は
「狭いお店に大人数で入ったら迷惑かな?」
という視点で考えたことがなかったので。
お客さんが増えるんだから、
増えれば増えるだけいいんじゃないの?
くらいに考えてる時もあったし、
まあ実際にお店側もそう考えてるかも知れないけど、
全体を考えるきっかけをもらったなと。
昔、高級レストランがドレスコードを設定する意味も良くわかりませんでした。
「なんで売上が上がるのに、わざわざ来たお客さんを断るのか?」
と、不思議でした。
でもあれはお店全体の価値を考えると断ったほうがいいからですよね。
場に価値があるので。
これはコミュニティにも言えることですよね。
僕も今年の1月から「専業サロン」というコミュニティを運営しています。
あえて一般募集をしないでクローズドで案内を流しました。
それは全体のレベルを上げるためというのもありますし、
普段から僕の発信を読んで共感できる人を集めたいなと思ったから。
で、
コミュニティを始めて見たらびっくり。
スカイプのチャットグループは、
「こうしたらもっとグループが良くなるんじゃないか?」
と考えてくれる人が出て来るし、
僕が配信している動画セミナーのまとめを作ってくれて、
それをみんなシェアしてくれる人がいたり、
みんなが全体を考えていい方向に向かっています。
これも僕がある意味ドレスコードを設定したからですよね。
「そうか、自分も参加者になった時、全体を意識してみよう」
そう思った人もいると思います。
僕も今回思いましたからね。
さっき豪遊しないお金持ちも、
資本主義の循環の中に返すようにお金を使うという話をしたけども、
それと同じでお店やコミュニティに入っても、
そのグループの世界観を作り上げている一員である感覚を持つことで、
より多くのことを得れたりします。
精神レベルが高い行動をしてると、
脳内が騙されて精神レベルが上がります。
まあそんなことを感じた沖縄のつけ麺屋でした。
今回みたいに、始めは、
「うわ、やだなー。」
と思ったことでも、プラスのラベルを貼ることで、
良い体験にすることができます。
何が起こっても、
プラスかマイナスかは結局後づけで、
自分が選んでいるだけです。
だからなるべくプラスのラベルを貼ることを選択すると、
圧倒的に成長します。
これはトレードでも一緒ですよね。
トレードしててマイナスになったり、エントリーできなかったり、
いろんなことが起きますが、
「もしここをプラスに変えれるなら、どう考えたら良いのか?」
と考えることで振り返るということができるようになります。
過去チャートを見る時も、
後づけみたいな感じでいいんですよ。
「ここでエントリーするには、どう考えたらよかったのか?」
と。
それを考えていくことで、
次、同じチャートに出会った時にちゃんと対処できるになります。
損した〜、得した〜、逃した〜、
と、感情の起伏を繰り返しても、その先に成長はないです。
プラスのラベルは自分で選んで貼っていってください。
というわけで、以上です。
ps
最近、仮想通貨周りが賑やかですね。
韓国、中国が規制を掛けようとしたり、
コインチェックという取引所から不正送金が発覚したり。
その度に
「ああ、仮想通貨はもう死んだ。」
と言う人もいるんですが、
仮想通貨・ブロックチェーンっていうのは、
インターネットと同じような「技術」なので、
終わりようがないです。
国が禁止すること自体が不可能です。
逆に国という概念がテクノロジーによって陳腐化してく、
と考えた方がいいです。
個人が主役です。
いい時代ですね。
では。
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